誓約(せいやく)と嘘(うそ)

私達の世界は《信用》を取り引きすることで秩序を保っています。

 

ちなみにお金という概念は、信用を数値化したものです。

 

信用を取引するー

 

この概念の発明がなければ、今も私たちは暴力による奪い合いの世界を生きているに違いありません。

 

私達の社会は、信用を増やすほど物質的にも精神的にも豊かになれるように設計されています。

 

信用を増やす方法は至ってシンプルであり、他の人々の要求・欲求に応えることで足し算式に積み上がっていきます。

 

しかし人生の時間には限りがあります。

 

そこで人類は、信用を掛け算式に増やす方法を発明します。

 

誓約(せいやく)です。

 

ー【誓約】必ず守ると約束すること、またその約束ー

 

誓約が生み出すのは期待です。

 

期待とは、その時点でまだ実現していないイメージです。

 

人間の脳は、イメージと現実の区別をつけるのが苦手です。

 

誓約によってイメージの実現を強く約束すると、信用の前借りが発生します。

 

イメージの実現を相手の脳内に描くのにコツコツ積み上げる時間は必要ありません。

 

掛け算式に信用を増やすことができるのです。

 

これによく似た現象を引き起こすのが、嘘(うそ)です。

 

実現しなければ前借りした信用が消えてしまう点で、両者はよく似ています。

 

大きく違うのは、嘘は不信という名の《負債》を背負うことです。

 

負債が大きければ、返済や取立ても過酷なものになります。

 

チャットレディはコミュニケーションサービスであり、マッチングサイトのような出会い系サービスではありません。

 

各サイトの利用規約には、《直接会うことを禁止する》とハッキリ記載されています。

 

しかしチャットをしていると、デートのお誘いに遭遇します。

 

もちろん、断らなければなりません。

 

本当に会ってしまえば、規約違反で登録解除です。それまでに稼いだポイントも消えてしまいます。

 

かと言ってストレートにお伝えすれば、お客様の期待をバッサリ断ち切るわけです。

 

多くの場合、大切なお客さまを1人失うことになるでしょう。

 

こんな場面でも、誓約は役に立ちます。

 

例えば以下のように用います。

 

1:まず感情を伝える(コミュニケーションの基本です)

⇒(私があなたにとって魅力的に映っていることを)嬉しく思います

 

2:次に現状を伝える(万人が理解できる事実を伝える)

⇒どこまで続けられるか分かりませんが、今はチャットレディでいたいと思っています

 

3:最後に誓約する(実現可能な約束をする)

⇒チャットレディを辞める時、大切な方にはきちんと連絡先を教えたいと思っています

 

チャットはバーチャル世界で行われますが、ふたりは人間同士です。

 

もしも「大切な方」と出会えたなら、辞めた後に会ったとしても、それは自由ですよね。

 

反対に最悪なのが、嘘をつくことです。

 

例えば以下のように用います。

 

1:守るつもりのない約束をする (失客は困る、という自分の都合を優先する)

⇒もう少し仲良くなったら会いたいです

 

これは本当にやめましょう。

 

実現しないことを約束すれば、いずれその数倍のしっぺ返しを受けることになります。

 

貴女が誠実な誓約を心がけていれば、信用は掛け算式に増えていきます。

 

世の中を見渡してみて、成功者と呼ばれる人々がどんな風に誓約を活用しているかに注目してみると面白いですよ。

 

よかったら参考にしてみてください。